第4回藤嶺藤沢PTAフォーラムを開催しました

9月18日(土)中学棟地下講堂におきましてPTA企画委員会主催の「最新大学入試動向について」のPTAフォーラムが開催されましたのでご報告いたします。


テーマが「大学入試」ということでご父兄の方々には大変関心の高い内容であり200名近い方々の参加を頂きました。会場に入れなかった方々には教室でのビデオ中継となりました。講演はベネッセコーポレーションの前村様と、藤嶺学園の進路指導担当の香西先生にご講義頂きました。

ベネッセコーポレーションの前村様からは「親子で考える進路選択」と題し、

  1. 【昨今の大学入試】
  2. 【昨今の大学入試で求められる力】
  3. 【保護者としてどう向き合うか】

という3つのテーマについてお話し頂きました。

1.【昨今の大学入試】について、

  • 「二極化」・・・国公立・私立大学の二極化など。
  • 「多様化」・・・入試機会の拡大と入試の複雑化。
  • 「早期化」・・・多様化の進展による入試ピークの早期化。

2.【昨今の大学入試で求められる力】については、「授業を制するものこそ受験を制す」に通ずるように日々の学校の学習を大切にすることなど。

3.保護者としてどう向き合うか】については、家庭環境を整えること大学キャンパスの確認など。希望する大学キャンパスが遠方にある場合もあるので学部だけの確認ではなく場所まで確認する必要性があること。

また、高2生徒のアンケート結果からは現状の入試に対する捉え方が報告されました。厳しい昨今の入試状況下で、家庭では「今日も頑張ってるわね」の一言を掛けて挙げることも忘れずにとのお話もありました。


進路指導担当の香西先生からは学校の実態に生徒の実例を交えながら、事前のアンケートにも回答して頂きました。大学の偏差と場所に相関関係があること、MARCH大学でも基礎力で合格していること、AO入試のリスクがあること、本校の出願戦略ではベネッセと河合塾のデータを駆使していること、選択科目について、塾との関わり方、学びのキズキやキッカケ等などについて藤嶺学園の抱えている問題を含めながら説明を頂きました。

「高3の夏は何をやったらいいのか」とのアンケートには(回答はベネッセ社前村様)、

  • 苦手科目をつぶす
  • 一冊の問題集を仕上げる

との回答を頂きました。


最後に校長先生からは「学びの重要生について」、「簡単・便利で効率の良い生活に埋没しない」、「学校を大切に」、「愚直」な生徒を育てていきたいとの方針を語って頂き、盛況のうちにフォーラムは終了しました。

PTAでは今後も保護者の方々への情報提供、保護者同士、保護者と学校の交流を深める企画を検討、実施していきたいと考えております。今後も保護者の方々のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。