居合道入門

【講師】

氏名:遠藤 浩さん
職業:会社員(飲料水製造業)
出身地:藤沢市
学歴・職歴:昭和51年 藤嶺学園卒業。同年 現在の会社に就職。
趣味:剣道、居合道

【講座概要】

「居合道入門」(全日本剣道連盟制定居合)

刀の扱いと侍の所作を身につけて、隙のない自分を作り上げる。

【講座の様子】

しんと静まり返った剣道場で、私語もなく演武される居合道に“あれっ!”と引き込まれてしまう様な感覚。これって何?という第一印象でした。

礼に始まり礼に終る。その礼の仕方が本当に美しい。藤嶺学園が大事にしている精神そのものではないでしょうか?塾生は10名程。


刀を鞘から抜いて相手を切りつけ、刀についた血を振り落とし、また鞘に納める。この一連の動きを演じる塾生を見ていると、幕末にタイムスリップした気分。じっーと見ていると時代劇で演じられる立ち合いのシーンがこの居合道なんだ!と思い、これからテレビを見る楽しみがまた1つ増えました。そして塾生皆が龍馬と重なり、大志を持って幕末を生きた龍馬の様に、自分の目標にチャレンジ出来る若者に育って欲しいと願いました。

最後に皆様も機会があれば是非一度、白い羽織袴の先生の演武を見て下さい。気持ちが凛とします。
(記事担当:広報委員 安部)

【講師の方へのアンケート】

質問:この講座のねらい(この講座で生徒たちに伝えたいもの、学んでほしいことなど)を教えてください。

  • 刀の扱い方と居合道の所作を身につける。
  • 居合道を基として、礼儀を身につける。
  • 正しい姿勢を身につける。

質問:講師を引き受けたきっかけ、引き受けた動機、理由について教えてください。

恩師(小林教頭先生)からの薦めにより本講座を引き受けました。中学生に居合道を指導する機会はなかなか無いものなので、是非指導をしてみたいと思いました。

質問:ここまで講座をやってみて、抱かれた感想を教えてください。

一般的に私達が学ぶ剣道は竹刀による指導がほとんどであり、いざ木刀と鞘を持たせ、振らせてみると、今までと異なった世界に入り込み、集中している生徒たちの姿は、実にかわいらしく、立派である。

質問:藤嶺藤沢の生徒たちへのメッセージや、遊行塾というカリキュラム、藤嶺藤沢中学に対するコメントがあればお願いします。

自分たちが選択した遊行塾のカリキュラムでは元気よく、また楽しんで受講して、自己の成長に結びつけていって欲しい。